中国の医療機関と注意点
北京や上海、広州などの都市部には、
日本人向けに運営している病院やクリニックも複数あります。
日本人向けの病院・クリニックでは、
日本人医師、もしくは日本語が話せる医師や看護士が担当してくれます。
また、ローカル系の病院(主に外国人向けの診療を行う国際部)では、
日本語通訳の手配も可能で、スムーズな医師との意思疎通が出来ます。
また、24時間対応の病院もあり、深夜の急病でも受診することが出来ます。
保険が適用される医療機関や、キャッシュレスでの受診については、
加入される保険によって異なります。
詳細は加入される保険内容をご確認ください。
日本人が安心して受診できる病院・クリニックもありますが、
風邪や下痢、肝炎などにかからぬように、普段の生活から十分な注意が必要です。
たとえば、中国の水道水は日本の水道水と違い、飲用出来ません。
ミネラルウォーターを購入する、もしくは、浄水器を設置するなどの対応が必要です。
また、中には衛生管理が良くない飲食店も存在します。
衛生状態の悪そうな飲食店は利用しない、
鮮度が悪い食材には手を付けないなどの自己防衛が必要です。
PM2.5による大気汚染から体調を崩す可能性もありますので、
空気清浄器を設置する、PM2.5に対応したマスクを利用するなどの工夫も必要です。
なお、必須ではありませんが、
出来れば、渡航前もしくは渡航後早い時期に、
A型肝炎・B型肝炎・破傷風等の予防接種を済ませておくとさらに安心です。
※上記の記事は、取材時点(2017年01月末)の情報を元に作成しております。
現在の現地事情とは、記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承下さい。
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