

北京や上海の都市部では、比較的治安は安定しています。
しかし、偽札被害や詐欺被害、スリ等の軽犯罪は多発しています。
観光客が多く人が集まるエリアでは、
財布や携帯電話等のスリが発生しています。
特に、大型連休前後は人が多く集まるので注意が必要です。
また、観光客や留学生を装い日本語で話し掛け、
中国茶のお店に連れて行かれ、
高額なお茶を購入させられるなどの詐欺も発生しています。
子供に関しては、日本以上に注意が必要です。
営利目的ではない誘拐事件が発生しており、
一度連れ去られてしまうと再会することは難しいのが現状です。
比較的治安は安定している都市部ですが、
日本とは異なることを意識し、自己防衛する事が大切です。
また、外務省海外安全情報(http://www.anzen.mofa.go.jp/)を確認したり、
現地領事館からの緊急メールを受信出来るようにしておくなど、
常に最新の情報を入手することも大切です。
自己防衛は必要ですが、
中国都市部は、日本人に対して友好的で親切な方も多く、
文化も似ているため、比較的住みやすい環境である事も事実です。
※上記の記事は、取材時点(2017年01月末)の情報を元に作成しております。
現在の現地事情とは、記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承下さい。