

中国の国土は広大なため、各地域で気候は大きく異なります。
ここでは、主な地域の気候をご紹介します。
■北京
一年の中で寒暖差が激しいのが特徴。
夏は日差しが強く高温多湿。
冬は乾燥し、冷え込みは日本よりも厳しい。
過ごしやすい季節の春と秋はとても短い。
■上海
東京に近い気候。
夏は高温多湿で、冬は冷え込む。
ただし、東京よりも湿度は高いため、
寒さはより厳しく感じる。
■広州
夏は高温多湿で、スコールがある日も多い。
冬の平均最低気温は10度前後。
気温だけみると、暖かく感じるが、
湿度が高く、建物の気密性が低いこともあり、
体感温度は低く、意外と寒い。
■深セン
夏は高温多湿で、暑さはかなり厳しい。
台風が通過することも多く注意が必要。
冬の平均最低気温は13度前後。
気温だけみると暖かく感じるが、
湿度が高く、建物の気密性が低いこともあり、
体感温度は低く、意外と寒い。
東北地方など、冬の冷え込みが特に厳しい地域では、
建物の中に、暖気と呼ばれる、セントラルヒーティングシステムがあり、
外ではマイナス10度を超える寒さでも、
室内は24時間暖かく、半袖で過ごしても暑いくらいです。
中国国内へご旅行の際は、現地の気候を調べてから出掛けるとより快適に楽しめるでしょう。
※上記の記事は、取材時点(2017年01月末)の情報を元に作成しております。
現在の現地事情とは、記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承下さい。