RGFでは、これまでたくさんのアジアでの転職の支援をさせていただいていますが、喜びもつかぬ間、内定した企業様への入社・アジアでの新生活に向け、渡航も含めた準備で忙しくなられる方や手続きの煩雑さに戸惑う方が多くいらっしゃいます。
そこで、各国海外転職手続きの流れと必要書類についての概要をまとめました。ぜひご参考にしてください。各国の状況や方針によって変わりますので、企業様の指示に従って準備を進めてください。
また、随時渡航制限・入国手続きの概況も変化しています。大使館サイトをこまめに見ながら企業様と密に連絡を取り乗り越えましょう!
インド
以下の情報は、
政府機関のウェブサイトを中心に掲載情報を引用し、当社で内容をまとめた記事になります。
最新の情報については記事中のリンクを参照いただき、また、実際の渡航・入国に際しては、ご転職先の企業様とご確認をお願いいたします。
外国人がインドで就労する際には、
・就労ビザ(Employment Visa)
が必要です。
就労ビザは、国籍に応じ初回限り1~3年間の有効期間内であれば日本への渡航に繰り返し使うことのできる「数次ビザ」が発行されます。以降最大10年まで延長が可能となっています。
ビザの申請先は、駐日インド大使館認定のインドビザ申請センター(東京、大阪)にて可能です。以下は日本国籍の方が東京にて申請をする際の手順となります。申請後に追加書類提出が求められる可能性もありますので、余裕をもって申請下さい。
内定受諾後~入社手続きの流れ
- (企業者様)
必要書類(会社プロフィール・会社登記証明書のコピー・英文招聘状・英文会社推薦状・雇用契約書・雇用理由書・住居証明書、英文誓約書等)を準備し、申請者様へ送付
- (申請者様)
書類・航空券準備 - <申請者様が準備する書類>
・英文卒業証明書(必要か企業様へご確認ください) - ・航空券は、ご自身での購入後会社から返金頂けるか、企業側に購入いただけるかご確認ください。
- (申請者様)
企業様からの書類が到着し次第、インド大使館領事館にてビザを申請・受領
(発給まで最短3日) - <申請者様が準備する書類>
・パスポート原本
・証明写真
・ビザ申請書(オンラインにて作成)
・英文自己推薦状もしくは前職が海外の企業である場合は英文推薦状
・英文経歴書
・企業様から届いた書類一式(会社プロフィール・会社登記証明書のコピー・英文招聘状・英文会社推薦状・雇用理由書・雇用契約書・住居証明書、英文誓約書等)
- ※大阪にて申請する場合は履歴書や職務経歴書に記載した資格や学歴に関し、合格証や認定証、卒業証書の原本とその英訳の提示を求められることがありますので、ご準備ください。
- ※書類を大使館へ持ち込みの場合3〜5営業日程度で取得できますが、郵送にて提出かつ受け取りも郵送だと、10〜15営業日かかる場合があります。
※インドに就業経験や渡航経験のある方は提出物が追加されることがあります。
提出書類に関しては企業様の指示に従ってください。
- (申請者様)
インドへ入国
- (申請者様)
入社
準備書類詳細
パスポート原本・カラーコピー(顔写真ページ)
6か月以上残存期間が残っているもので、査証欄の空白ページが2ページ以上あるもの
証明写真
5.0cm×5.0cmでデータと写真自体両方を準備してください。このサイズ以外は一切認められず、差し戻されますので注意が必要です。
・撮影後3か月以内のもの
・パスポート写真とは別のもの
・背景は白で無地
・裏に名前を書かない
・頭から顎までの「顔の縦」長さを、2.5cm~3.5cm間におさめること
・目の位置から写真の底辺までの長さを、2.9cm~3.5cm間におさめること
※5枚ほど余裕をもって保持し、渡航することをお勧めします。
ビザ申請書
下記サイトからビザ申請書を作成し、PDFを出力してください。
参考:Government of India
「Authorized Portal for Visa Application to India Indianvisaonline.gov.in」
https://indianvisaonline.gov.in/
前職の英文推薦状もしくは英文自己推薦状
フォーマットは特に決まっていませんが、
・タイトル「Recommendation Letter」もしくは「Self Recommendation Letter」
・日付
・住所、電話番号、メールアドレス
・名前
・宛名
・「インドの〇〇ポジションにふさわしいと考え、推薦します」
・「その理由は〇〇だからです」
・「私は〇〇の経験があります」
・「〇〇の経験を活かし、〇〇に貢献できると考えます」
・結びの言葉(Sincerely Yours,など)
・自分の名前
などを記載、A4用紙1枚に収めましょう。 弊社にてサンプル・テンプレートを準備しておりますので、お問い合わせください。
英文卒業証明書
入国時のビザ申請の際は必要ありませんが、入国後のビザ更新の際に必要ですので、必ず入手しておきましょう。
在籍していた学校のHPか「学校名 学歴証明書」で検索すると、申請方法と所要期間がわかります。
英文ですと時間のかかる学校もあるので、早めの申請をお勧めします。
英文経歴書
フォーマットに指定はありませんが、下部に署名があるものを準備してください。
補足・注意点
・書類は提出してしまうと手元に残りません。
記載内容やどのような書類だったかを後ほど確認できるようにするため、
複数取り寄せたり、コピーしたりして手元に残すことをお勧めします。
・インド就労のための入国方法は、他にも存在します。企業様へ入社の流れを確認しましょう。
参考サイト:
在インド日本国大使館
https://www.in.emb-japan.go.jp/Japanese/Corona_alerts_j.html
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