海外転職で皆さん考えるのが「海外で生活していけるのかどうか？」です。

それぞれの国によって、物価も違えばもらえる給与も違います。しかし、実際に生活してみないと、どんな生活ができるのか想像するのは難しいですよね。シンガポールといえば、国際色豊かで、アジアの経済の中心と言われています。治安もよく街が綺麗で、多国籍な文化に触れることが出来ます。今回は、シンガポールに在住されている3名に、シンガポール生活事情についてインタビューさせていただきました。シンガポールへの移住をイメージするのにぜひ参考にしてください。

※こちらはインタビュー記事となります。為替・物価等の変動により、記事の内容と実態が変わる可能性がありますので、あくまで参考としてご活用ください。

※日本円の表記は　2021/09/06時点　1SGD＝約81.97円のものです。

【ケース1】
27歳　女性　未婚　金融系営業アシスタント　
英語：ビジネスレベル

オファー内容　手取り4,500SGD／月（約368,865円）

家賃　

1,000SGD／月（約81,970円）

シンガポールは家賃が高いため、ルームシェアを活用しています。現在は、カナダ人とマレーシア人と日本人の4人で住んでいます。初めての経験ですが、英語の練習もでき、満足しています。

食費

500SGD／月（約40,985円）

ランチは、主に5～6SGDのローカル料理を、時々12～20SGDの日本料理を楽しんでいます。夕飯は、時間があれば自炊をするようにしています。週末にはまとめて料理をし、平日用の作り置きをしています。

水道光熱費

100SGD／月（約8,197円）

家のWi-Fi代を含めて、毎月大体これくらいです。

通信費

90SGD／月（約7,377円）

携帯電話の料金で、携帯電話の端末代も合わせて支払っています。

交通費

100SGD／月（約8,197円）

時々飲み会にも参加します。その際はだいたいタクシーで帰ってくるのでこの金額です。

英語のレッスン代

280SGD／月（約22,952円）

将来、外資の金融機関で働くことを夢見て、英語力を高めるべく、月4回イギリス人の先生にプライベートレッスンを受けています。

娯楽費・交際費・貯金

残り約1,930SGD／月（約162,300円）

残った費用の内訳は以下の通りです。

・交際費…500SGD ／月 （約40,985円）

週2回くらい友人たちと飲み会やBBQをして楽しんでいます。

・美容費…美容院　200SGD ／月 （約16,394円）＋ネイルサロン80SGD（約6,558円）

美容院は1.5～2か月に1回行きます。メニューはカットとカラーが主です。

・日用品費…100SGD ／月 （約8,197円）

・旅行貯金…300SGD ／月 （約24,591円）

年2回日本へ帰国、年2回アジア旅行出来るように貯めています。洋服や化粧品等もシンガポールでは買うより、ショッピング旅行へ出かけて他国で買いだめすることが多いです。特にタイへ行くのが楽しいですね。

・貯金…900SGD ／月 （約73,773円）

このお金には手を付けないようにしています。

【ケース2】
35歳　男性　既婚（子あり）　営業マネージャー　
英語：ビジネスレベル

手取り7,100SGD／月（約581,987円）

妻の手取り2,500SGD／月（約204,925円）　夫婦のトータル　9,600SGD／月（約786,912円）

家賃

2,800SGD／月（約229,516円）

シティから電車で45分の駅、そこから歩いて7分の場所にあるHDB(シンガポール人向けの公団住宅)に住んでいます。18階なので、窓を開けると気持ち良い風が入ってくるのが気に入っています。近くにスーパーやチャイルドケアがあり、便利なので、ここに決めました。

食費

600SGD／月（約49,182円）

平日の夕飯は、週2-3日は家族そろって食べられるようにしています。それ以外の日は残業や接待で遅くなることも。ランチは基本的にお弁当を持って行っています。また、新鮮な野菜を安く買うのに、毎週末はウェットマーケットに。中国語での交渉も少しずつ出来るようになり、結構楽しいですよ。

水道光熱費

200SGD／月（約16,394円）

エアコンを使用するとこれくらいになります。

通信費

250SGD／月（約20,492円）

私と妻と2人共スマートフォンを持っています。これがあれば日本にいる家族ともSkype等で連絡出来ますし、重宝しています。また、インターネットとケーブルテレビに契約しています。ケーブルテレビに契約していると、NHKが見られます。最近はシンガポールで無料の日本のＴＶチャンネルが一部見られるようになり、増えてきて、充実していますよ。

交通費

250SGD／月（約20,492円）

バスやMRTでの移動が多いですね。タクシーは、家族で買い物に行った帰りに使用します。

保険料

350SGD／月（約28,690円）

自分は会社負担で保険に加入しているので、妻と子供の分を支払っています。

教育費

1,700SGD／月（約139,349円）＋バス代200SGD／月（約16,394円）

保育時間は9時～15時迄なので、妻の仕事が終わって、一度家に帰った後、迎えに行ってくれます。延長保育をお願いすると、最大19時迄預かってくれるそうです。あと1年位したら、19時迄預かってくれるクラスにして、妻が正社員で働くことも話し合っていますが、当分は生活に慣れることを考えて、このようなスタイルにしました。

娯楽費・交際費・貯金

残り3,250SGD／月（約286,895円）

残った費用の内訳は以下の通りです。

・交際費…450SGD／月（約36,887円）

子供がいるため、交際費がすごく高くなることは滅多にないです。

・旅行貯金…800SGD／月（約65,576円）

日本帰国年2回、あとは親にもシンガポールに遊びに来てもらえるよう貯めています。

・貯金…2,000SGD／月（約163,940円）

これから教育費がますますかかるので、少しでも貯金をしていければと思っています。妻が正社員になって働き始めたら、2人でもっと貯蓄の割合を増やしたいですね。

【ケース3】
30歳　女性　既婚（シンガポール人と結婚）　一般事務　
英語：ビジネスレベル

手取り3,500SGD／月（約286,895円）

夫（シンガポール人）7,300SGD／月（約598,381円）　合計10,800SGD／月（約885,276円）

家賃

2,900SGD／月（約237,713円）

家はシティから電車で40分ほどの住宅地に住んでいます。この地域は日本人学校が存在し、伊勢丹がある、日本人にとっても住みやすいおしゃれなエリアです。

食費

600SGD／月（約49,182円）

住まいの近くに様々な国のレストランが点在しています。最近は週末に、主人とレストランを巡り、お気に入りの店を探すことにはまっています。今はスペイン料理の店がお気に入りです。

水道光熱費

200SGD／月（約16,394円）

エアコンを使用するとどうしてもこれくらいの金額になってしまいますね。節約も考えますが、快適な生活を優先してしまいます。

通信費

250SGD／月（約20,493円）

スマホの料金は毎回コンビニで支払いをしています。

交通費

250SGD／月（約20,493円）

主に通勤で使用します。時々主人と出かけますが、その時も電車を利用する事が多いです。

娯楽費・交際費・貯金など

6,600SGD／月（約541,002円）

まだ夫婦2人で生活していますが、いずれ子供が欲しいと思っているので、なるべく貯金するようにしています。ただ、日本への帰国費用や、旅行の費用等使用するので、月々の出費を確認しながら貯金額を決めています。

まとめ
お金の使い方は千差万別！
理想の海外生活を実現しましょう

シンガポールは家賃や物価が他のアジア諸国と比較すると高いものの、多国籍・多文化な人との交流したり、アジア周辺を旅行したり、英語文化で子育てしたり、発展した都市とリゾート感を同時に楽しんだり、日本国内ではできない経験を積むことができます。様々な国籍の人と話をするのは刺激的ですよね。実際に住んでいる方々も充実した生活を送っているようです。

シンガポールでのお仕事・転職にご興味のある方は、是非RGFのキャリアアドバイザーにお気軽にご相談ください！