中国における日系企業の求人動向レポート 2017年4月分

2017/06/08

「4月の求人案件数は前年同月並み。外国人就労許可制度変更影響で日本人対象の求人減少が続く」

株式会社リクルートホールディングス(本社:東京都千代田区 代表取締役社長 兼 CEO:峰岸真澄)の100%子会社であり、中華人民共和国

(以下、中国)で人材紹介事業を展開する現地法人 RGF HR Agent 中国(中国語法人名:上海艾杰飛人力資源有限公司 本社:中国上海 総経理:橘宏喜)は、

このたび、同社が取り扱う中国大陸の求人情報に基づき、日系企業を中心とする4月の求人動向をまとめました。

※RGF HR Agent Groupは中国をはじめとした11の国と地域、27の都市に展開し、日系企業・現地企業・多国籍企業に対する人材紹介事業を

展開しています。


◆中国大陸における日系企業の求人動向

・業界別月間求人案件数の増減率推移

業界別月間求人案件数の増減推移.jpg


・月間求人案件総数の推移

月間求人案件総数の推移.jpg


◆RGF HR Agent 中国 総経理 橘宏喜のコメント橘さん.jpg

<4月の求人案件数は前年同月並み 外国人就労許可制度変更影響で日本人対象の求人減少が続く>

当社で取り扱う4月の求人案件数は前年同月比2%減の721件。中国人を対象とした求人案件数は微増だったが、

日本人を対象とした求人案件数は、3月に続き、前年同月比30%以上減少した。外国人就労許可制度が4月に変更され、

日本人の採用に慎重になっている日系企業が依然として多い。新制度の内容や運用方針が明確化するまで、

この状況が続きそうだ。4月の求人案件増減数を業界別に見ると「製造」が引き続き堅調。

小型車減税幅縮小の影響で、中国全体の自動車販売数が低調に推移するなか、

日系自動車メーカーは販売台数を伸ばしており、自動車関連の製造業も堅調のようだ。




総経理 橘 宏喜 (たちばな ひろき)



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