インド現地採用の基礎知識  |  インドでの採用のポイント | 企業様向けお役立ち情報

インド現地採用の基礎知識

雇用契約書の作成
採用決定時、内定者に与えるポジション・給与・手当て・入社日などを明記した内定通知書を発行します。通知書記載の内容に内定者がサインした時点で採用決定となります。

その後、入社日までに雇用契約書を用意します。契約書は英語で作成、インドの労働法で決められている事項を満たす必要があります。後々のトラブル回避のためにも就業条件を明確にした雇用契約書を作成します。雇用契約書を作成するにあたって以下の条項を含まれた方が望ましいでしょう。

•給与
•給与算出期間及び支払い日
•各種手当 (残業手当、通勤手当、出張手当等)
•契約解除に必要な予告期間
•就業開始日
•試用期間
•職位及び職務内容
•勤務時間及び休息日
•昇給時期
•有給休暇日数
•福利厚生(医療保険や生命保険等)

試用期間(正社員の場合)
インドでは、最高で1年間の試用期間を設けられます。最も一般的な使用期間は、3ヶ月間です。試用期間中でも、最低賃金は上回る必要があります。

ディワリ
インドのヒンドゥー教の新年のお祝い。10月末から11月初めのインド歴の第七番目の月の初めの日になります。
インドでは、通常ボーナス時期は年に1度、ディワリの時期に支給されることが多いです。

労働許可書・ビザ
インドで就労する場合は、就労ビザの取得が必要となります。書類申請時に企業が準備する必要がある書類が多々あるので、それらを用意する必要があります。取得期間は、約1ヶ月程かかります。また、雇用ビザ取得の基準として年収がUSD25,000以上となっているため、企業はその年収は保証する必要があります。