インドで安心して暮らすための水情報

インドに関するブログを見ると飲み水についての注意点が書かれていることが多いと思いまが、インドの飲み水事情は、近年、改善傾向にあるといわれています。

現在インドに住んでいる方たちがどのように対応しているかをご紹介させていただきます。

 

①水道水は飲まない

水道水はシャワーや洗濯を行うなどのみで、飲まないようにしましょう。

 

歯磨きや皿洗い等への利用は皆様々異なりますが、インド在住8年目の筆者は水道水を利用してきており、体調には特に問題は起こっていないと思っていますが、ペットボトルや浄水器の水を使い歯磨き皿洗いをされる方も沢山入らっしゃいます。

 

水が硬水となり、シャワーを浴びると硬水に含まれるカルシウムやマグネシウムが石鹸のミネラルと反応して水では洗い流せない石鹸カスを作ります。シャワーを浴びた後もその石鹸カスは残るため、髪がゴワゴワしたり皮膚のツッパリの元凶となります。それを避けるためにシャワーヘッドに取り付けられる軟水に替えるソフトナーを利用したり(アマゾンで購入可能です)、シャワーヘッドにフィルターを付けたりする方もいるようです。

 

②浄水器を使用する

家の台所には2つパイプがあり、一方が水道水の蛇口(お皿を洗ったり手を洗ったり)、もう一方が浄水器につなぐパイプとなります。

水道水はMunicipal water(川や湖から引いている水)かGround water (地下水をくみ上げた水)を利用しており、浄水器によりRO水(数枚のフィルターにより不純物を取り除いた水)にするか、UV浄水(紫外線によりバクテリア殺菌した水)等にして飲んだり料理に利用することが可能になります。

新しく家を借りる際には家主さんに浄水器のフィルターをいつ頃変えたほうが良いかなどをしっかりと確認しましょう。


また、シャワー室などにも浄水器を取り付ける方もいるようです。

 

③ペットボトルを買う

スーパーや路上にあるちょっとしたお店で気軽にペットボトルのお水を買うことが可能です。500ml10ルピ=20円弱位から購入が可能で、よく飲まれるブランドとしては「Bisleri」「Kinley」「Bailley」、「Himalayan」などがあります。

また、家に浄水器がない場合でも、20Lの大きいボトルを入手し、ウォーターディスペンサーを取り付け簡単に家庭用飲用水として利用することが可能です。

20Lのボトルは取扱店にてデポジットを払い受け取り、空になったらそのお店で水が入ったボトルと交換し、水代(90ルピ=150円程)だけを支払います。ボトル返却時に支払ったデポジットが返金される仕組みになっています。

また、レストランなどではお水をどうするか聞かれることがありますので、ペットボトルを購入し飲むと安心です。

レストランに限らず、購入したペットボトルはたまに口が空いていたりするので、必ずチェックしてくださいね!

 

④生野菜を食べないようにする

生野菜と水は関係ないように思われますが、どの水で洗ったかという問題があり、良いホテルで出される生野菜であれば大丈夫ですが、安いレストランなどで玉ねぎやキュウリのスライスが出てきたときにはどういったお水で洗われているか不明なので、インドに来たばかりのときは食べるのを避けるとよいでしょう。

路上のカットフルーツや氷、パ二プリ(ゴルカッパ)等のストリートフードも同様です。

 

情報さえ知っていれば、インドで生活することもだいぶ楽になります。

是非他のページもご覧いただき、情報収集をしていただければと思います。


ご不明点はRGF担当者にいつでもお問い合わせくださいませ。

(この情報は2023年3月時点のものとなります)


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