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インドネシアでは、ライフスタイルに合わせて様々な住宅を選ぶことが可能です。
日本人を含む外国人が住みやすい賃貸住宅としては、下記のような種類が挙げられます。
■コス(日本でアパートと呼ばれているもの)
※家具付き キッチンが防災の関係から部屋毎に設置されておらず、フロアごとに共同で使用するため不便なこともありますが、
家賃は電気、水道代、インターネット代、掃除洗濯(枚数に制限あり)込で月US$200~400位程度で住むことができ、
月払いで即日入居が可能なため、便利です。
■アパートメント(日本でマンションと呼ばれているもの)
※家具付き 一般的にはセキュリティがしっかりしており、ジムやプール、コンビニ、レストランなどの設備も充実しています。
日本人駐在員向けの物件はUSD1,500~4,000と高額ですが、中にはUSD600程度の物件もあります。
年払いの制となるため、事前にある程度の資金を準備いただくことが必要です。
■サービスアパートメント
ホテルなど、建物の一部、もしくは全体がサービスアパートとなっているタイプです。
朝食付き・掃除・洗濯・ベッドシーツなどの取替え等のホテルサービスがあります。
そのため、賃料は高いですが、単身者に人気です。
■タウンハウス、コンプレックス
一戸建てですが、集合住宅地の出入り口など要所要所にしっかりとしたゲートがあり、
また警備員がが常駐しているため、安全性が高いです。ただし、家賃はUSD1,000~と高めです。
敷地内に、プールやテニスコート、公園などの共有設備があり、ペット連れ、家族帯同者に人気が高いタイプです。
■一戸建て
庭付き、プール付きの大型住宅物件から中型住宅物件など様々なタイプがあります。
都心には賃貸の中古物件が多く、郊外には新築分譲住宅が多いです。
比較的割安で、一軒家の為広々と使えますが、管理面でリスクがあるため、メードや警備員などを雇う必要があります。
また、電気や水道などが故障した場合は自身で修理手配・交渉をしなければならないためインドネシア語のスキルを要します。
また、周辺住人にインドネシア人が多い住宅街の場合は、安全管理において十分な注意が必要です。
このタイプもペット連れ、家族帯同者に人気が高いです。
【その他補足】
■コスや、サービスアパートメントなどは、月ごとの契約が可能ですが、
一軒家、アパートメントなどは、半年や年間契約で、且つ家賃前払いが一般的となります。
■日本人が多く住んでいるのは南ジャカルタエリアですが、
お子様がいる場合には、通勤よりも通学の便のよい地域を優先して住まいを選ばれる家庭が多いです。
■ホテル型でない場合でも、一人暮らしの方、奥様は家事が楽チン。メードを非常に安く雇うことができます。
住み込みの場合、現物支給(食費・部屋・その他生活必要用品)+Rp.500,000程度~。
■現地採用の方はUS$600~US$1000程度の物件に住んでいる方が多いようです。
■住宅手当を支給する企業と、アパートを社宅として支給する企業があります。
※上記の記事は、取材時点(2017年02月末)の情報を元に作成しております。
現在の現地事情とは、記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承下さい。