

インドネシアの水道水は、
上水道整備の遅れや水道管の老化などから、
大腸菌などの細菌や不純物を含んでおり、飲用することは出来ません。
インドネシアの上水道整備は遅れており、
2016年でも60%程度といわれています。
そのため、ジャカルタ市内でも多くの場所で井戸水を混ぜて利用したり、
乾季の水不足の時には、地下水を混ぜて需要を賄っています。
下水道の整備も遅れており、
またそのメンテナンスについても十分とは言えないため、
地下水や井戸水の水質には不安が残ります。
□ミネラルウォーターの購入が一般的
水道水の飲用が出来ないため、
インドネシアでは、ミネラルウォーターの購入が一般的です。
自宅にウォーターサーバーを置き、
大型ボトルを宅配で依頼することが多いようです。
□家庭用の浄水器
日本人家庭の家では、ミネラルウォーターの消費量が多いことや、
安全面から家庭用の浄水器を付けるケースも多くあります。
オーナーへの相談が必要になるタイプから、
簡単に取り付けられるタイプの浄水器まで様々あります。
□注意点
ミネラルウォーターによっては、
基準値以上の細菌が見つかっている場合もあるので、
有名ブランドのミネラルウォーターを買うように心掛けましょう。
また、レストランなどでも、
飲み物に入った氷、生のサラダや皮が付いたままの果物、
火の通っていない料理などには気を付けて下さい。
※上記の記事は、取材時点(2017年02月末)の情報を元に作成しております。
現在の現地事情とは、記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承下さい。