“リクルート流マネジメントで、異国の地で
多国籍なメンバーと新しい価値を創造してほしい”
私たちは長年人材紹介サービスを通じて日系企業の海外事業展開のサポートしてまいりました。最近は日系企業にとどまらず、我々のサービスをご評価頂くケースも増え始めています。そして、さらなるサービス拡大のために、皆さんにも新たな仲間として加わって頂きたいと考えています。
私がこの事業の責任者になった2019年からも多くの仲間に加わってもらい、その活躍のおかげもあり今があります。私が面接をする際、よく質問を受けることの一つに「どのような人が活躍するのでしょうか?」というものがあります。非常にシンプルな答えになってしまいますが、ぜひこの場でご紹介したいと思います。
わからないことを「わからない」と言える人
入社される大半の人は人材紹介業界とは違う会社から転職されてきます。お客様と対峙した時に「素人だと思われたら信頼されないのでは…」と思い、つい知ったかぶりをしてしまう。先輩に相談をしようと思っても「なんだか忙しそうだから、質問は遠慮した方がいいかな…」と思い、わからないことをそのままにしてしまう。このようなことが起きてしまっていることがあるようです。
一方で、お客様に「よいサービスを提供したいので、もっと深く理解をさせて下さい。申し訳ございませんが教えていただけませんか?」と聞ける人はすぐに成果があげています。組織の先輩に対しても同じです。勇気をもって積極的に聞いてみる、そして学んだことをどんどん使ってみる。学校の授業と同じで、この実践の繰り返しが最短の道になります。
セルフマネジメントできる人
私たちは“サービス業”です。つまり皆さんの電話一つ、メール一本の内容、対応スピードなどによって、そしてその積み重ねによって「RGFのサービスはいいね」なのか「もう二度と頼みたくない」というようにサービスの評価が決まってしまいます。そして多くの転職者と求人のマッチングを同時に行っています。緊急で対応しなければならないことも発生します。最初の頃は何を優先したら良いのか混乱してしまうこともあるかと思います。
このように、一つ一つの仕事を丁寧にしながらも、優先順位をつけながら一つでも多くのマッチングを成功させる…このことが成果に直結します。つまり限られた時間を最大限に活用するためのセルフマネジメント力の高さが求められるのです。
私たちの組織は、その国の出身のメンバーが大半を占める構成となっています。そしてカントリーマネジャー、マネジャーは、日本人含め全員20代後半から30代です。多くの日本人メンバーは、「いつか海外でマネジメントを経験したい」という理由でRGFに参加してくれています。おかげさまでリクルートグループの組織マネジメント力や業績構築マネジメント力は、市場からも高い評価を得ています。私自身も30年以上リクルートに在籍をしていますが、一緒に働くマネジャーにもリクルート流のマネジメントを習得してもらいたいと思って日々関わっています。多国籍のメンバーと一緒になって新しい価値を創造していく、そしてその過程の中で身に着けた力は、必ず将来、社会に大きな価値を提供してくれると信じています。
異国の地で多くの経験を通じて素晴らしいビジネスパーソンへの階段を昇っていく、このことに挑戦してみたいと思って頂ける方にRGFのドアをノックして頂けると幸いです。
皆さんにお会いできる日を楽しみにしています。
最後にリクルート創業者の言葉を紹介します。
「自ら機会を創り出し、その機会によって自らを変えよ」
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