タイ現地採用の基礎知識  |  タイでの採用のポイント | 企業様向けお役立ち情報

タイ現地採用の基礎知識

雇用契約書の作成
採用決定時、内定者に与えるポジション・給与・手当て・入社日などを明記した内定通知書を発行します。通知書記載の内容に内定者がサインした時点で採用決定となります。

その後、入社日までに雇用契約書を用意します。契約書はタイ語で作成、タイの労働法で決められている事項を満たす必要があります。後々のトラブル回避のためにも就業条件を明確にした雇用契約書を作成します。雇用契約書を作成するにあたって以下の条項を含まれた方が望ましいでしょう。

•給与
•給与算出期間及び支払い日
•各種手当 (残業手当、通勤手当、出張手当等)
•契約解除に必要な予告期間
•就業開始日
•試用期間
•職位及び職務内容
•勤務時間及び休息日
•昇給時期
•有給休暇日数
•福利厚生(医療保険や生命保険等)

試用期間(正社員の場合)
119日以内の規定となっております。この期間内の解雇であれば、解雇補償金支払いの必要はありません。

労働許可証・ビザ
タイで就労ビザを取得するためには、まずはノンイミグラントBビザを取得する必要がります。このビザは一般的には、海外のタイ大使館、領事館で発行となります。ビザ取得後、タイへ入国。労働許可証の発行になります。これは雇用主が申請する必要があります。雇用会社は外国人一人の申請につき200万バーツ以上の資本金額、また外国人一人につき、タイ人四人以上を雇用することといった規定もあります。、また一部例外もございます。労働許可証が発行された後、正式に就業することができます。