タイの気候
タイはインドシナ半島の中央部に位置し、
一年を通じて、日本の夏のような蒸し暑い熱帯モンスーン気候です。
年間の平均気温は約29度で、
一年を通じ温度差が少ないのが気候ですが、
その中にも季節があり、
「暑期」「雨季」「乾季」の3つに分かれます。
■暑期 3月~5月
暑期は、日中に40度を超える日もある、1年で最も暑い季節です。
夜になっても気温が下がらず、熱帯夜が続くのも特徴です。
まさに、熱帯気候らしい暑さを感じる季節です。
■雨季 6月~10月
降水量が一気に跳ね上がる雨季ですが、
日本の梅雨とは違い、一日中雨が降り続くわけではありません。
スコールと呼ばれる大粒の激しい雨が、
30分~1時間ほど降りますが、その前後には太陽も出ている季節です。
■乾季 11月~2月
最も過ごしやすい季節で、旅行にも最適な時期とされます。
雨が降らなくなり、空気も乾燥するため、
空が澄みさわやかな晴天が続きます。
朝晩には少し涼しさも感じる様になります。
□注意点
一年を通じて暑いタイですが、服装には少し注意が必要です。
①
バンコクと、南部のマレー半島や、
北部の山岳地帯、東北部の高原地帯では、気候が多少異なります。
タイ国内で旅行に行く際には、現地の気候をチェックしましょう。
②
レストランやホテルなどの室内は、
冷房が効いていることも多く、肌寒く感じる場合もあります。
カーディガンやショールなど、羽織るものが1枚あると便利です。
③
寺院などを訪れる場合には、
タンクトップやショートパンツなど露出が多い服はNGです。
肌の露出が多い服では、参拝を断られる場合もあります。
タイでは、暑さ対策とマナーを兼ね揃えた服装で過ごして下さい。
※上記の記事は、取材時点(2017年02月末)の情報を元に作成しております。
現在の現地事情とは、記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承下さい。
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