タイの交通機関と注意点

バンコク市内には、様々な交通機関があります。

ここでは、主な交通機関とその特徴などについて、ご紹介します。


□バンコク市内の主な交通機関

・ARL(エアポート・レール・リンク)

 空港と市内を30分程で結ぶ鉄道。

 以前は、特急が走っていたが、現在は運休中。

 各駅停車のみの運行となっている。

 特急用に使われていた車両は、各駅停車で使用されている模様。

 (特急用車両は、空港利用客をターゲットとしており、

  スーツケースなどの多きな荷物を載せることが出来るようになっている。

  各駅停車用の車両は、通勤利用を目的に作られており、

  大きな荷物を載せるスペースはない。)


・MRT(地下鉄)

 2004年に開通。

 「トークン」と呼ばれる、プラスチック製のコインが乗車券となる。

 使用後は回収され、再度利用される。


・BTS(高架鉄道)

 都心を走る高架鉄道。

 運賃は、ゾーン1~4に分けられ、目的地までの距離で決まる。


・路線バス

 市内だけでも200路線におよぶともいわれる、現地市民の足。

 バス停に止まらない車両があったり、

 英語も通じず、時刻表もないため、タイ初心者には難しい交通機関。

 冷房ありのバスと、冷房なしのバスでは、乗車料金と料金体系が異なる。


・タクシー

 法人タクシーと個人タクシーの2種類がある。

 カラフルな車両で、遠くからでも分かりやすいのが特徴。

 トラブルが多い移動手段でもあるため、運転手選びが重要となる。


・トゥクトゥク

 観光客に人気の三輪タクシー。

 料金は乗車前の交渉で決まる。

 ドアやシートベルトはないので、手すりにしっかりと?まる必要あり。

 

□注意点

・バンコクは交通渋滞がかなり酷い。

 心と時間には余裕を持って移動を。


・運転が荒い人が多い。

 歩道を歩く際にも、車には注意を。


・バイクタクシーは事故の危険も。

 渋滞の合間を縫って進むタクシーもありますが、

 事故の危険も高く、乗客用のヘルメットがないため、

 事故が起こった場合には、かなり危険です。

 バイクタクシーを利用する際には、自己責任で。


・タクシーはボッタクリなど詐欺にあいやすい移動手段の1つ。

 トラブルに巻き込まれないように、乗車前の運転手選びが重要となります。

 また、運悪くトラブルに巻き込まれた場合には、

 運転手に直接交渉はせずに、近くの人に警察を呼んでもらい対処しましょう。

 運転手によっては、凶器を隠し持っている場合もあり、

 個人で対応するのは危険です。


□タイ国内の移動手段

 ・タイ国有鉄道

 ・長距離バス

 ・国内線/LCC


今までは、国内の移動には長距離バスが人気でしたが、

近年では、安くて速いLCCの人気が上昇しています。


タイ国際航空傘下のノックエアや、

タイ・エアアジアなど多くのLCCが就航しています。



※上記の記事は、取材時点(2017年02月末)の情報を元に作成しております。

現在の現地事情とは、記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承下さい.


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