ベトナムの交通機関と注意点
市内での移動は、バスかバイクかタクシーかの3択となります。
2017年現在では、地下鉄は整備されていません。
(ホーチミン市内では、2020年に地下鉄が完成予定)
・バス
乗車の際には、手をあげて意思表示が必要。
乗車後に車内のチケット売りからチケットを購入。
運賃は3,000~5,000ドン。
都市部で乗り継げば、どこにでも行ける交通手段。
しかし、時刻表はないため、時間と心にゆとりが必要。
・タクシー
メーター制のため、交渉の必要はなく、利用しやすい。
しかし、怪しいタクシーもあるため、大手を利用するのが安心。
初乗りは12,000ドンと安い。
・バイクタクシー
料金は事前交渉、事故やひったくりに注意する必要がある。
また、バイクタクシーはライセンスも登録も必要なく、
完全に個人で営業している。安全性を含めて利用は要検討。
また、上記の他に、シンクロと呼ばれる乗り物もあります。
・シンクロ
自転車の前に座席を付けた人力車。
バイクタクシーより値段は高め。
観光客を狙った悪質なドライバーもいる要注意。
□ベトナム国内の移動手段
・南北統一鉄道
南部のホーチミンから、中部のフエを経由し、北部のハノイまでつなぐ鉄道。
毎日数本の列車が運行されている。
ホーチミンからハノイまで、最速で33時間の列車の旅。
・国内線
ホーチミン、ハノイを中心に各都市へ運行。
ホーチミン~ハノイは2時間ほどで移動が可能。
ベトナム航空のほか、LCCが2社(ベトジェット、ジェットスター)就航している。
・バス(路線バス、ツアーバス)
長距離の路線バスは車体が古く故障も多い。
旅行会社が運営するツアーバスはエアコン付きで快適。
ベトナムのバイクの交通量は日本の比になりません。
はじめて見た時にはその数に驚くでしょう。
ガソリン代も安く、移動手段として魅力的なバイクですが、
安全性の面から、日本人にバイクの運転を禁止している会社もあります。
赤信号での右折が可能であったり、
車優先であったりと日本とはルールも交通量も違います。
しかし、外国人のレンタルバイクなど、無免許運転の場合も多いので、
事故に遭わないよう注意してください。
※上記の記事は、取材時点(2017年02月末)の情報を元に作成しております。
現在の現地事情とは、記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承下さい。
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